非根幹距離感たっぷりの重賞
アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の展望です。
この10年の勝ち馬見ても、
馬券的に面白い重賞であることがわかります。
シルクフェイマスとかエアシェイディ重賞初制覇とか
ネヴァブション連覇とか、ヴェルデグリーンとか
クリールカイザー重賞初制覇とか。
「ここでこそ」っぽさが見え隠れする重賞です。
一応、中山外回り、なんですけどね。
そして、今年も明確に行く馬がいない・・・・・
人気どころが前目に行きたいような
感じなので、どスローにはならないかもですが。
馬柱および現時点の私の予想印は↓をご覧ください。
各馬の一行コメントも記載していきます。
第57回AJCC(G2)予想 2016年1月24日中山11R|KLAN
2016年1月24日中山11R 第57回AJCC(G2)予想ページです。ユーザー独自の予想・評価印、馬やレースに対するメモを閲覧、共有できます。
1.注目馬
人気馬サイド
えーと、中山2,200mなら
田辺兄ちゃん
買っとけばいいんでしょ・・・って、
中京でモンドクラッセ騎乗ですかw
というわけでフツーに行きます。
あんまり来て欲しくない馬たちです。
- マイネルフロスト
スローよりは流れたほうがいい馬で、
前回スローであれだけ走れたなら。
今回は無理に逃げなくても。
デキがキープできている前提ではあります。
逃げないためにも今回は特に内枠が
欲しいところです。
あと、昨年末から、中山芝重賞が
Silver Hawkばっかりなんですよね・・・・・
ゴールドアクター、ヤマカツエース、
マイネルフロスト、ビービーバーレル、
メートルダール。
気づいていながら書いていなかったんですが。
こうやって書いてしまうと、得てして止まるもんですw
サトノラーゼン
もフツーに有力とは思います。
セントライト記念はどスローでしたので。
若干、母父のRoberto系が
強い気はしますので流れて欲しいのと、
休み明けの不安は少しあります。
ディサイファ
この面子だと挙げざるを得ないですが、
2,200mは若干長くて、どスローにも
ならないとすると、あまり良くないと思います。
・・・使いすぎの懸念もあります。
穴馬サイド
しつこく、Never Bendから行きます。
今回もそこそこ人気ですかね?
- ライズトゥフェイム
中山金杯よりは流れそうな気がするので。
2,200mは意外と初めてですけど、
母系からはこなせそうな気がします。
母母父がNever Bend系。
母父Sadler’s Wells系。
でも、たぶん人気かなー。
単穴くらいの扱いじゃないと、
穴馬っていえないかもです。
- ステラウインド
こちらはもう少し流れるスローなら。
前走はあまりに上がりの勝負に
なりすぎた感はありましたので、
もう少し上がりのかかる展開になれば。
あんまり流れすぎちゃうと
話にならないと思います。
母父スピニングワールドが
Never Bend内包。
2.コース特徴/レース傾向
先行有利、マクレない
いつものKLANのコースデータをリンクします。
中山競馬場・芝2200m(外)コース分析!血統など7項目のデータ傾向|KLAN
中山競馬場・芝2200m(外)コース分析ページ。血統・枠番・騎手など7項目のデータから、競馬予想に直結するコースの傾向・特徴をまとめています。
いちおう、外回りです。
ステイゴールド産駒が強かったり、
中山2,500mとリンクするところも
多いですが、違いとしては
コーナーが少ないので、
意外とペースが落ちず、
マクリが効きにくい
ことだと思います。
昨年ゴールドシップが
負けたの一因はそれかと。
坂下からのスタートで
コーナーまでの距離もあるので、
逃げ馬はその気になれば
外枠からでも逃げられます。
先行馬は内枠のほうがいいでしょう。
ではレース傾向はどうでしょうか。
KLANのレース傾向も
リンクしておきます。
AJCCの傾向|競馬データベースKLAN
AJCCの傾向を棒グラフや円グラフ、タグクラウドを使って見た目に分かりやすく分析。データは過去3~10年で任意の範囲を指定できます。枠番、脚質、血統などの項目からAJCCのレース傾向を見つけよう。
逃げ残るのは難しいですが、
先行有利になりますね。
過去10年のラップタイムです。
けっこう、ばらつきはありますが、
有馬記念と違って、
13秒台まで緩むラップは
少ないです。
淡々と流れる持続力勝負に
なりやすいといえます。
スローで好走してきたような馬は
割り引くべきレースと思います。
ここまでいろいろとご紹介してきた、
KLANは無料競馬データベースです。
無料のなかではデータ分析が
しやすくなっていると思いますので、
お勧めです。
詳しくはこの記事でnetkeiba.comと
比較しています。
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3.注目血統
毎週おんなじような感じですが・・・
1月の中山ってだけで、
かなりクセがあるんでしょうね。
あんまり変わり映えしません。
穴狙うならここだと思います。
結構、勝ちきります。
このところ、毎週挙げてますが。
- Never Bend
マツリダゴッホ(2007年1着。母母母父Never Bend)
シルクネクサス(2007年3着。母父Never Bend系)
ネヴァブション(2009年1着/2010年1着/2011年3着。母父Mill ReefはNever Bend直仔)
クリールカイザー(2015年1着。母母父Never Bend系)
これも12月からずっと
ほぼ挙げてる気が。
成長力ある系統で、
3歳より古馬のほうが
いいのかも。
- ノーザンテースト
エアシェイディ(2008年1着/2009年2着。母父ノーザンテースト)
インテレット(2007年2着。母母父ノーザンテースト)
シャドウゲイト(2010年2着。母母母父ノーザンテースト)
ルーラーシップ(2012年1着。母母父ノーザンテースト)
ナカヤマナイト(2012年2着。父ステイゴールドはノーザンテースト内包)
トーセンジョーダン(2011年1着。母父ノーザンテースト)
フェイムゲーム(2014年3着。母母母父ノーザンテースト)
トランスワープ(2013年2着。母母父ノーザンテースト)
クリールカイザー(2015年1着。母父サッカーボーイはノーザンテースト内包)
ミトラ(2015年2着。母母父ノーザンテースト)
あとは次点です。
- Nijinsky
シルクフェイマス(2006年1着。母父CaerleonはNijinsky直仔)
フサイチアウステル(2006年2着。母父Nijinsky直系)
トウショウナイト(2008年2着。母系にNijinsky少し)
ナカヤマナイト(2012年2着。母母父マルゼンスキーはNijinsky直仔)
ミヤビランベリ(2011年2着。母父Nijinsky直系)
サクラアルディート(2014年2着。母父マルゼンスキーはNijinsky直仔)
ヴェルデグリーン(2014年2着。母系にNijinsky)
流れたときにいいです。
- Sadler’s Wells(または全弟Fairy King)
ゲシュタルト(2012年3着。母母父Sadler’s Wells)
ミヤビランベリ(2011年2着。父オペラハウスはSadler’s Wells直仔)
アドマイヤラクティ(2013年3着。母父エリシオはFairy King直仔)
トランスワープ(2013年2着。父ファルブラヴはFairy King直仔)
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