展望京都金杯2020 京都芝1,600m

展望

2019.12.30

グリーンベルトと内枠

京都金杯2020の展望です。

まあ、本格予想は枠が出てから・・・ですね。
毎年のように。
それだけ、グリーンベルトが大きな要素となるレースです。

１．注目馬

狙えそうですねー。

ハッピーグリン
Never Bend持ちその１。
血統的にはドンピシャ。
父ローエングリンはMill Reef内包。
母系にもRoberto、Nijinskyと好走血統のオンパレード。
母父アグネスタキオンが京都マイル巧者というのも有名な話。
逆にこれまでの戦績からは
京都マイルで狙うべき点は見当たらないのが悩みどころ。
そもそも追走できるかが謎。

メイケイダイハード
Never Bend持ちその２。
母系の奥の奥にRiverman。
こういう狙い方、大好きです。
（父と母父だけじゃなく母系を遡る）
4走前のJRAアニバーサリーは
高速馬場と軽ハンデの恩恵を十分に活かしたとはいえ、
好時計勝ち。
時計が速くなりそうなら。

本当はテリトーリアルを狙いたいんですが、
中山に回りそう。

コース特徴もそうですが、
季節性ですね。

11月開催で使わなかった内ラチ沿いだけ、
芝が生え揃う、ご存じ
『グリーンベルト』
の存在で圧倒的に
内枠、または先行馬が有利です。
枠を見なければ予想しても意味ないくらい。

過去10年のラップタイムです。

道中、ラップタイムが
200m12秒を上回ることは稀で
基本は持続力勝負になります。
これもグリーンベルトならでは、です。

なので、内を捌ける馬、騎手なら、
差し馬も意外と届きます。

※基本は従来と同じ見解ですが、
過去10年に絞ってます。

あとはマイルCSと傾向が重なります。

Mill Reef (Never Bend)
ライブコンサート(2010年1着/2011年3着。父シングスピールはMill Reef内包※ちょっと無理やり)
スマートギア(2010年2着。母父パドスールはMill Reef直仔)
トライアンフマーチ(2013年2着。母父ブレイヴェストローマンはNever Bend直仔)
ダノンシャーク(2012年2着/2013年1着。母母父Shirley HeightsはMill Reef直仔)
エキストラエンド(2014年1着/2015年2着。母父Garde RoyaleはMill Reef直仔)

テイエムタイホー(2016年2着。母母母父Riverman)
ブラックスピネル(2017年2着。母母母父Riverman)
ブラックムーン(2018年1着。母母父リヴリア)
ミエノサクシード(2019年3着。母母母母父Mill Reef)

Nijinsky(特にCaerleon)
ガルボ(2011年2着/2014年3着。母父ジェネラスはCaerleon直仔でNijinsky直系)
ダノンシャーク(2012年2着/2013年1着。母父CaerleonはNijinsky直仔)
トライアンフマーチ(2013年2着。父スペシャルウィークはNijinsky内包)
ウインフルブルーム(2015年1着。父スペシャルウィークはNijinsky内包)
マイネルメリエンダ(2015年3着。母父スペシャルウィークはNijinsky内包)
テイエムタイホー(2016年2着。母母父シャーラスタニ)
ブラックムーン(2018年1着。母父ジェネラス)

ここからがマイルCSとはちょっと違ってきます。
前行ってナンボ。
下を見ると、グラスワンダー産駒はぴったり。
スクリーンヒーロー産駒もいいでしょうね。

Danzig
シルポート(2011年1着。母母母父Danzig)
マイネルラクリマ(2012年1着。父チーフベアハートはDanzig直系)
アスカトップレディ(2012年3着。母父シャーディーはDanzig直仔)
マイネルメリエンダ(2015年3着。父チーフベアハートはDanzig直系)
テイエムタイホー(2016年2着。父母父Chief’s Crown)
フィエロ(2017年3着。母父デインヒル)
マイスタイル(2019年2着。母母父Danzig)
ミエノサクシード(2019年3着。母母父デインヒル)

Roberto
レインダンス(2010年3着。母父Bob BackはRoberto直仔)
ウインプリメーラ(2016年1着。母母父Kris.S)
ブラックスピネル(2017年2着。父タニノギムレット)
レッドアンシェル(2018年3着。母母父Silver Hawk)