荒れそうな気配ありありの中山マイル
ニュージーランドトロフィー(NZT)の展望です。
重賞好走馬にアヤしい馬が非常に多く、
荒れそうな気配がありありです。
恐らく、今週3重賞のうち、
馬券的に一番面白いのは
このレースと思っています。
ペースが上がりやすいレースであり、
速いペースでの実績がある馬、
血統背景がある馬を積極的に
狙っていきたいです。
できれば抽選組でも距離延長で
前目に行きたい馬に通ってもらって、
面白いレースにしてほしいと
思っています。
(カキツバタチグサとか)
馬柱および現時点の私の予想印は↓をご覧ください。
各馬の一行コメントも記載していきます。
第34回ニュージーランドトロフィー(G2)予想 2016年4月9日中山11R|KLAN
2016年4月9日中山11R 第34回ニュージーランドトロフィー(G2)予想ページです。ユーザー独自の予想・評価印、馬やレースに対するメモを閲覧、共有できます。
1.注目馬
人気馬サイド
たくさんいて目移りします。
- ハレルヤボーイ
ついに中山マイルに戻ってきました!
何せ昨年9月の未勝利勝ちが
衝撃的な勝ち方で、
速いペースの内回りで
上がりがかかる展開でこそ、
狙いたい馬です。
ステップとしても
スローのスプリングSからの
距離短縮でショウナンライズがいて、
マイルにしては流れると思っています。
アタマか馬券外か
ハッキリした結果になると
思っていますので、
馬券も組み立てやすいかと。
血統的にはノーザンテーストクロスが
多少目を引くくらいで、
さほど強調点はありません。
- ダンツプリウス
同コースのオープン、ジュニアC勝ち馬。
その割に前走アーリントンCでは
9番人気となかなか人気しない馬です。
今回はさすがに人気すると思いますが。
前走は中団からの競馬でしたが、
前目でのバテ合いにいかにも
向きそうな血統で、昨年12月の
距離短縮から本領を発揮しだしています。
叩き良化型と勝手に思っていますので、
上積みも期待しています。
血統的には
ブライアンズタイム×マンハッタンカフェで
Roberto直系にRibot2本が強烈で
速いペースへの適性を感じさせます。
また、母系のStorm Catが坂への適性を、
Fairy KingとNorthern Dancerのクロスが
今の時計のかかる中山の馬場への
適性を感じさせます。
・・・なので、もし時計が速くなると
ちょっと辛かったりします。
あまり内枠だと包まれる恐れがあるので、
真ん中くらいの枠がいいと思っています。
連軸にしやすい馬と思っています。
こっから先は人気するかどうか、
イマイチ読めませんが。
- カープストリーマー
前走の500万下が強い勝ち方でした。
速いペースを早め抜け出し。
まったくキレ味はありませんので、
ズブズブの消耗戦向きです。
2,000mで未勝利勝ちしますし。
急坂が向きますし、
できれば重馬場になった方が
相対的にプラスに出ます。
- キャプテンペリー
レベルの高いひいらぎ賞5着馬。
速いペースを前で踏ん張り、
前走500万下はペースが緩んで
押し切り。
まあ、ただペースは落ち着いたほうが、
脚質的にも向きそうで、
平均ペースよりになったときに
台頭するイメージです。
よって内枠の方がいいです。
血統的にはあまり強調点はありません。
アストラエンブレム
は前走逃げの手に出て
今回どういう競馬をするのか?
という点といかにも辛勝で、
急坂がちょっと不安です。
血統的にはこなしても
おかしくないと思うんですが。
穴馬サイド
牝馬の食い込みを
期待します。
- エクラミレネール
なんといっても500万下の
菜の花賞が優秀。
牝馬限定戦にしては
締まった流れを差し切り。
前走アネモネSはスローに
泣いたが、混合戦となる
このレースでは前進可能と見ます。
血統的にも父にBold Ruler内包馬が
いいのでマツリダゴッホもこの時期の
馬場がいいですし、
母父ブラウドデボネアも
先週ダービー卿CTで取り上げた、
Lyphard×Hyperionで
速いペースでやはり良さが出そうです。
デキは確認しますが、今の時点で
ほぼ複穴確定ですw
- カトルラポール
内枠からの立ち回り期待。
ピッチ走法で非常に小気味いい
走りを見せる馬で、
内枠に変われば、
圏内もあり得ます。
血統的には
父グラスワンダーが
Roberto×Danzigで
このレースにピッタリ。
懸念は使いすぎで
いくら叩き良化型の
Roberto系とはいえ、
昨年6月から13戦使っています。
小柄な馬ですし、関西
輸送明けですし。
ペースが流れた場合は
距離懸念もあります。
2.コース特徴/レース傾向
ユルめの持続力勝負
いつものKLANのコースデータをリンクします。
中山競馬場・芝1600m(外)コース分析!血統など7項目のデータ傾向|KLAN
中山競馬場・芝1600m(外)コース分析ページ。血統・枠番・騎手など7項目のデータから、競馬予想に直結するコースの傾向・特徴をまとめています。
内枠先行有利は
若干、過去のものに
なりつつあります。
馬場改修やエアレーション効果で
そこそこ差しが利くコースに
なりつつあります。
ではレース傾向はどうでしょうか。
KLANのレース傾向も
リンクしておきます。
ニュージーランドトロフィーの傾向|競馬データベースKLAN
ニュージーランドトロフィーの傾向を棒グラフや円グラフ、タグクラウドを使って見た目に分かりやすく分析。データは過去3~10年で任意の範囲を指定できます。枠番、脚質、血統などの項目からニュージーランドトロフィーのレース傾向を見つけよう。
逃げは案外厳しいのと、
2枠の成績がいいようですね。
過去10年のラップタイムです。
意外と流れて右肩上がりの
ラップになります。
距離延長組が多いのが
その要因でしょうか。
なので3歳戦にありがちな
スローからの上がり勝負ではなく、
持続力勝負を想定したいところです。
(2013年を除く)
とはいえ、11秒台後半から
12秒台前半の緩めの
持続力戦ですが。
ここまでいろいろとご紹介してきた、
KLANは無料競馬データベースです。
無料のなかではデータ分析が
しやすくなっていると思いますので、
お勧めです。
詳しくはこの記事でnetkeiba.comと
比較しています。
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3.注目血統
ダービー卿CTの傾向も気にしたい
実はこれを4/3日曜日に調べていて、
「Robertoと次点Sadler’s Wellsかあ、
マジックタイムなんてピッタリだなぁ」
とか考えていたら、1着に来たのでちょっと
後悔しましたw
まあ、そんな感じで、
ダービー卿CTの傾向も
少し気にしようと思います。
おさらいすると
・ノーザンテースト
(Hyperion強調)
・Nijinsky
・Bold Ruler
・Lyphard
ですので、まあ、
被るっちゃ被りますね。
あとは正直決め手に欠けます。
ペースを速いと決め打ちすると、
Robertoに注目したいです。
3歳戦の割に
前傾ラップに
なりやすいので。
- Roberto
マイネルスケルツィ(2006年1着。父グラスワンダーはRoberto系)
サンカルロ(2009年1着。父シンボリクリスエスはRoberto系)
セイクレットレーヴ(2012年2着。母父ブライアンズタイムはRoberto系)
ショウナンワダチ(2014年2着。母母母父Roberto系)
ヤマカツエース(2015年1着。母父グラスワンダーはRoberto系)
グランシルク(2015年2着。母父Roberto系)
グラスワンダーに
引っ張られているかも。
Bold Rulerとの相性良し。
- Danzig
マイネルスケルツィ(2006年1着。父グラスワンダーはDanzig内包)
ファイングレイン(2006年2着。母父Danzig系)
トーホウレーサー(2007年1着。父チーフベアハートはDanzig系)
エーシントップ(2013年1着。母母父Danzig)
ストーミングスター(2013年3着。母母父Danzig系)
アルマワイオリ(2015年3着。母父Danzig系)
あんまり強調したこと
ないんですが、
ショウナンカンプ産駒が
ワンツーとかしちゃうと。
- テスコボーイ
ロジック(2006年2着。母父サクラユタカオーはテスコボーイ直仔)
トーホウレーサー(2007年1着。母父サクラユタカオーはテスコボーイ直仔)
ジョーカプチーノ(2009年3着。母母父トウショウボーイはテスコボーイ直仔)
レッドアリオン(2013年2着。母母父テスコボーイ)
ショウナンアチーヴ(2014年1着。父ショウナンカンプはテスコボーイ直系)
ショウナンワダチ(2014年2着。父ショウナンカンプはテスコボーイ直系)
とりあえず、父の母父に
ある場合は注意です。
- Bold Ruler
ロジック(2006年2着。父アグネスタキオンはBold Ruler内包)
トーホウレーサー(2007年1着。父チーフベアハートはBold Rulerクロス内包)
ワールドハンター(2007年3着。母母父Bold Ruler系)
エーシンフォワード(2008年2着。Bold Rulerクロス)
アサクサダンディ(2008年3着。母母父Bold Ruler系)
サンカルロ(2009年1着。父シンボリクリスエスはBold Ruler内包)
サンライズプリンス(2010年1着。父アグネスタキオンはBold Ruler内包)
レッドアリオン(2013年2着。父アグネスタキオンはBold Ruler内包)
ヤマカツエース(2015年1着。母母母父Bold Ruler系)
グランシルク(2015年2着。母母母母父Bold Ruler系)
アルマワイオリ(2015年3着。父マツリダゴッホはBold Ruler内包)
あとは次点です。
ちょっとオカルト風味ではあります。
- Never Bend
マイネルスケルツィ(2006年1着。母母父Never Bend系)
ファイングレイン(2006年2着。母母父Never Bend系)
サトノプログレス(2008年1着。母母父Never Bend系)
ティアップゴールド(2009年2着。母母父Never Bend系)※マイネルスケルツィと祖母同じ
母系の遠いところ
ですし、オカルトかも。
- Nijinsky
マイネルスケルツィ(2006年1着。母母母父Nijinsky)
サトノプログレス(2008年1着。母父Nijinsky系でクロス有)
ティアップゴールド(2009年2着。母母母父Nijinsky)※マイネルスケルツィと祖母同じ
ジョーカプチーノ(2009年3着。母父Nijinsky系)
ショウナンアチーヴ(2014年1着。父ショウナンカンプはNijinsky内包)
ショウナンワダチ(2014年2着。父ショウナンカンプはNijinsky内包でクロス有)
グランシルク(2015年2着。母母母父Nijinsky系)
アルマワイオリ(2015年3着。母母母父Nijinsky系)
意外とまあまあ。
- Sadler’s Wells
アサクサダンディ(2008年3着。母父エリシオの父Fairy KingはSadler’s Wells全弟)
レト(2010年3着。父ザカリヤはSadler’s Wells内包)
セイクレットレーヴ(2012年2着。母母父Sadler’s Wells)
ブライトライン(2012年3着。母父Sadler’s Wells系)
ショウナンアチーヴ(2014年1着。母母父Sadler’s Wells系)
4.1週前追い切り情報
栗東坂路は鵜呑みにできず
追い切り映像はほとんどありません。
なので外部リンクのご紹介に留めます。
はい、いつもの馬三郎さんですね。
馬三郎タイムズ TOP
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左フレームの「1週前メーンマル得情報」を
選ぶと、当週の重賞の
1週前追い切りタイムが確認できます。
こちらも全頭ではありませんが、
活用しましょう!
当レースは10頭あります。
時計だけみた印象だと、
・カープストリーマー
・ダンツプリウス
・ボールライトニング
このあたりが良さそうです。
がしかし、栗東坂路は
とにかく時計速いので、
時計だけで鵜呑みは危険です。
カープストリーマーは
いちおう自己ベスト。
ダンツプリウスは
年明けから坂路が
動くようになってきていて、
今回もキープしています。
最終追い切り関連の記事は
金曜日に更新予定です。
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書いており、私の見解も週中で
どんどん揺れ動きます。
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狙いたい馬がいい感じ ニュージーランドトロフィー(NZT)の追い切り評価です。最終追い切りに加え、中間の時計と本数、好調時の比較などを行っていきます。
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今週の勝負レース ニュージーランドトロフィーの前日予想です。断然、今週の勝負レースです。 なお、当たるかは今年の私のヒドイ成績からお察しくださいw でも、当たればキッチリ回収できそうなので、私個人はたぶん、桜花賞より買うと思いますw
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