追い切り評価 天皇賞(春) 2016.05.01 京都芝3.200m

追い切り評価

天皇賞(春)の追い切り評価です

最終追い切り時計、中間も含めた
追い切り評価を行っていきます。

現在のステータスは「3rdSTEP」(最終版)です。

変更履歴
1stSTEP:最終追い切り時計を一覧化(04/27) 。
2ndSTEP:最終追いの印象を追記(04/29)。
3rdSTEP:中間を加味した最終版に更新(04/30)。

馬柱および現時点の私の予想印は↓です。
各馬の一行コメントも記載しています。

第153回天皇賞(春)(G1)予想 2016年5月1日京都11R|KLAN

2016年5月1日京都11R 第153回天皇賞(春)(G1)予想ページです。ユーザー独自の予想・評価印、馬やレースに対するメモを閲覧、共有できます。

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1.最終追い切り時計

最終追い切り時計の一覧です

JRAが最終追い切りは映像を
公開していますので、
百聞は一見に如かず、
一度ご覧になることを
お勧めいたします。

調教映像:天皇賞(春) 今週の注目レース JRA

全頭、水曜追いです。

(堀厩舎まで・・・ゴールデンウィークなので
輸送を考えてでしょうね)

栗東坂路の時計は
落ち着きましたが、
今度は栗東CWの
時計が速い印象です。

馬番の順です。

馬名場所騎乗タイム併せ
01キタサンブラック栗東CW黒岩6F81.2-65.8-51.6-38.2-12.0仕掛遅れ
02トゥインクル栗東CW勝浦6F82.9-66.7-51.9-38.2-12.1強め遅れ
03カレンミロティック栗東坂路藤懸4F53.3-38.6-25.4-12.8一杯
04トーセンレーヴ栗東CW助手6F82.7-66.9-53.1-39.1-12.2強め遅れ
05フェイムゲーム美浦南W丸田6F85.7-69.6-54.5-40.1-13.2馬也併入
06アドマイヤデウス栗東坂路助手4F53.8-38.5-24.6-12.1仕掛
07ファタモルガーナ栗東坂路助手4F56.4-41.0-26.7-13.6馬也
08シュヴァルグラン栗東CW福永6F84.5-68.8-53.2-39.0-12.3馬也先着
09トーホウジャッカル栗東坂路助手4F52.9-39.0-25.9-13.2一杯先着
10アルバート美浦南W助手5F69.5-54.3-39.9-12.9仕掛
11タンタアレグリア美浦南W蛯名5F70.4-54.1-39.4-12.4強め併入
12ヤマニンボワラクテ栗東坂路藤懸4F55.2-40.0-25.7-12.8一杯
13マイネルメダリスト美浦南D蛯名5F68.7-53.9-40.4-13.9馬也
14サトノノブレス栗東CW和田6F82.8-67.1-53.0-39.1-11.9一杯先着
15サウンズオブアース栗東CW藤岡佑6F80.5-64.2-49.6-36.4-11.9一杯先着
16ファントムライト栗東坂路三浦4F55.4-40.4-25.9-12.7一杯先着
17ゴールドアクター美浦南W吉田隼5F68.8-53.6-40.0-13.4馬也併入
18レーヴミストラル栗東坂路助手4F55.7-39.9-26.0-12.8強め先着

2.評価する馬

仕掛けどころで動けるか

動ける仕上がりにしてきた馬を
評価したいです。
まあ、少々動けなくても、
動かす意志を込めてきた馬も
含みますw

あとは買うかどうかは別にしてw
調整過程が意欲的な2頭を加えます。

そんな陣営の意志込めが
追い切りだけでなく、
ローテからも感じる馬。

  • 14サトノノブレス
    栗東CWで3頭併せの真ん中から、一杯に追われて2馬身程度先着。
    もともと先行したらしいんですが、
    映像は直線入ってからなので
    わかりません。
    2頭の半馬身程度後ろから、間を
    割って終い1Fくらいを一杯に追われて
    抜け出してきます。
    全体時計は遅めで入ってはいますし、
    レースさながらの一杯追いということはありますが、
    十分意欲は感じる追い切りですし、
    仕掛けどころで遅れず仕掛ける、
    といった気概を感じる気がしますw
    枠は中ほどが良かった気はしますが、
    勝負気配を感じる1頭です。
    中間は4/7から時計を出しはじめ、
    速いところはコース3本と
    まあ、いつも通り。
    5Fから時計を出せていて、
    終いも伸ばせているところが
    これまでとの違いです。
    (馬場の違いはあるとは思いますが)

上積みは十分でデキは
文句なしです。

  • 17ゴールドアクター
    美浦南Wで内から併せ、馬也で併入。
    1週前をしっかりやっていますし、
    当週は馬也でさらっと、という内容ですが、
    しっかり併走馬を捕まえに行って
    併入します。
    デキに関しては上積みもしっかりで
    文句なし。
    あとは外枠からどう乗るか、と
    輸送でイレ込みがひどくならないか、
    でしょうか。
    もともとパドックでイレ込む馬で、
    レースでは競馬が上手なタイプ
    なんですが。
    中間は4/14から
    コースで5本、速いところは3本。
    1週前でしっかり仕上がっていますし、
    当週はこれで十分です。

上積みは大きい1頭です。
軽快さから仕掛けどころで
動けるデキにはあると思います。
あとはどこから運ぶのか・・・・・というところ。
中間を見て、少し下げました。

  • 05フェイムゲーム
    美浦南Wで3頭併せの真ん中から、馬也で併入。
    宗像厩舎らしい、軽めの内容で、
    時計が平凡なのはいつものこと。
    鞍上の手は全く動きませんが、
    やや先行する外の併走馬を
    自分から捕まえに行きます。
    軽快さも十分。
    いい仕上がりと思います。
    中間は時計の出しはじめは
    4/13とやや遅め。
    若干、前走ダイヤモンドSの反動が
    あったかもです。
    (馬場が相当悪いので)
    ここ2週でいずれも6Fから
    やってきたのも、いつもにはない
    調整でどっちに出るかは微妙。
    (もしかしたら若干、緩いかも?)
    少し、下げます。

意欲だけなら断然この馬ですね。
買うかどうかは別にして。

  • 02トゥインクル
    栗東CWで外から併せ、強めに追われて半馬身程度遅れ。
    この馬なりに動けています。
    状態はいいと思います。
    頭の高さで気難しい面を
    見せる部分はあります。
    中間を見てビックリしました。
    3/30からコースと坂路を併用して
    乗り込み、コースの速いところを4本。
    意欲は感じますねぇ。

有馬記念を連闘で使ってから、
立て直してきたと思います。
やはり、買うかどうかは別にしてw

  • 04トーセンレーヴ
    栗東CWで3頭併せの内から、強めに追われて1馬身以上遅れ。
    同レース出走のサトノノブレスを含む3頭併せ。
    サトノノブレスが一杯に追われる中、
    この馬もやや遅れて追い出すも、
    突き放されるといった内容。
    ただ、実際はサトノノブレスを
    追走してのもので、コーナーより前で
    前に出て最後差し返されるといったもののようです。
    追い切りの強度の違いもありますし、
    遅れ自体は気にしなくていいと思います。
    この馬なりに好調と思います。
    この馬も中間見てビックリ。
    前走京都記念より
    断然、乗り込み量多いです。
    やはり前走は連闘での有馬記念明け、
    という厳しさがあったようです。
    デキは前走よりは間違いなく良さそうです。

勝負をかけてきたのは
間違いないんですが、
裏目る可能性も十分あります。

  • 15サウンズオブアース
    栗東CWで内から併せ、一杯に追われて2馬身以上先着。
    かなり内目を回ってはいますが、
    時計自体は文句なし。
    ただ、レース当週にこれだけやるなら、
    1週前にもっとやった方がいいんじゃないの?
    という気はします。
    藤岡調教師の1週前追い切り後の
    コメントもそんな感じでしたし。
    直線向いたときに
    藤岡佑騎手が少し手綱を
    引っ張っていたのも気になります。
    ・・・からの外枠。
    乗り替わりに継ぐ乗り替わり。
    前走スローペースを先行。
    ・・・なんかもう、引っかかる
    姿しか思い浮かばないんですがw
    今回ばかりは2着というより、
    アタマか着外か、の気はします。
    中間は4/6から
    坂路6本、コース2本。
    坂路はうち速めは2本。
    1週前追い切りでも書いたように、
    1週前をコースでやるときは
    仕上げ途上の傾向にある馬。
    リスクを取った仕上げではあります。

3.評価しない馬

ちょっと厳しめかも

いいときのデキにはないかと。

  • 11タンタアレグリア
    美浦南Wで外から併せ、終い仕掛けて併入。
    青葉賞出走のプロディガルサンとの併せ馬。
    まあ、適性が違うということもあるんでしょうが、
    タンタアレグリアは促すのに対し、
    プロディガルサンは鞍上がタンタアレグリアの
    様子をチラ見するほどの手応えの差がありますw
    やはり菊花賞当時のデキにはないです。
    相手強化で厳しいとは思います。
    中間は4/6から
    コースで5本ですが、
    中間も物足りなく映ります。
  • 09トーホウジャッカル
    栗東坂路で併せ、一杯に追われて僅かに先着。
    追ってからの伸びが一息。
    逆に併走馬の方が手応えは優勢ですが、
    かろうじてクビ差くらい先着、といった内容。
    1週前追い切りは木曜追いで
    最終追い切りより馬場はいい状態でした。
    なので、単純比較はできませんが、
    まだまだ良化途上ということを感じます。
    フォトパドックと繋げると、二信八疑くらいの
    割合です。
    中間は4/6から
    坂路で7本、速めは3本。
    1週前追い切りは目立ちますが、
    それ以外は今一つです。

4.その他

人気上位馬は順調とは思う

別にキタサンブラックもシュヴァルグランも
全然悪くはないです。
好調キープ。

馬番の順です。

  • 01キタサンブラック
    栗東CWで外から併せ、仕掛けて僅かに遅れ。
    終い軽く促したくらいで軽めの内容です。
    前走大阪杯でもほぼ仕上がっていましたので、
    強くやる必要がないということと思います。
    遅れ自体は気にする必要はありません。
    ただしかし、個人的にはずっと硬さを
    感じる馬です。
    京都外回りが本質的には向くとは思えません。
    ただ、枠は最高ですね。
    これで内ラチ沿いをピッタリ立ち回れるでしょう。
    中間は4/15から
    コースで3本。
    好調はキープですが、
    上積みまでは疑問といったところ。
  • 03カレンミロティック
    栗東坂路で単走、一杯に追われる。
    早い時間帯ですし、
    栗東坂路の時計の出方も
    やや落ち着いてきています。
    そんな中、藤懸騎手(レースは池添騎手)
    騎乗でまずまずの時計。
    動く馬ではあるので、
    時計自体は強調するものではないです。
    真っ直ぐ上がってきたのはいいですが、
    終い、やや脚は上がり気味です。
    中間は4/10からですが、
    速いところは1週前と当週の2本のみ。
    昨年と比べて、速いところが
    1本足りない感じです。
    やはり加齢で回復が落ちていると思います。
  • 06アドマイヤデウス
    栗東坂路で単走、終い仕掛ける。
    馬は少ない時間帯ですが、
    ハロー掛け後か馬場は綺麗。
    まあ、軽めの内容です。
    1週前も坂路で済んだ、
    ということはコースでやる必要が
    ないということ。
    絞れてはいますし、
    好調キープといったところでしょうか。
    中間は4/12から、
    坂路で6本、速いところはうち4本。
    まあ、いつも通りですね。
    コースでやる必要がなくなったことは
    いいこととは思います。
  • 07ファタモルガーナ
    栗東坂路で単走、馬也。
    少し、下は荒れた時間帯です。
    全くの馬也で軽めの内容です。
    これだけではなんとも。
    時計の出しはじめは
    4/3とやや遅め。
    コースを使ったのは
    坂路が時計がかかるから、
    らしいですが、いつもと
    違う調整を強いられたのは
    事実で厳しいと思います。
  • 08シュヴァルグラン
    栗東CWで内から併せ、馬也で1馬身程度先着。
    福永騎手もムチは抜きますが、
    結局入れることはなく、
    (ひょっとしたら肩ムチは入れたかも)
    少し促した程度で先着。
    いつも動かないこの馬にしては
    動いた方ではありますが、
    全体時計は控えめで、
    もう少し反応の良さが欲しいところ。
    この馬の一番の懸念は
    仕掛けどころで遅れずに
    ついていけるかだと思っていますので、
    この追い切りと内目の枠
    というのはやや不安材料です。
    中間は時計の出しはじめが
    4/3と阪神大賞典組では最も早く、
    速いところもコースで3本と意欲的。
    本格化、してきたと見るべきでしょうね。
  • 10アルバート
    美浦南Wで単走、終い仕掛ける。
    頭の高さは見せますが、
    単走で軽快な動きを見せます。
    前走日経賞も仕上がっていたとは
    思うんですが、併せ馬を必要と
    しないあたり、やや上積みあるかも、
    といったところです。
    頭の高さはかなり気になるので、
    鞍上の矯正が必要でしょうね。
    ムーア騎手騎乗時のパフォーマンスが
    高かったのもわかる気がします。
    あれだけ押されると、頭下げた走りに
    なりますからねw
    中間は4/14から
    速いところは2本。
    少な目ですが、有馬記念時より、
    数段上です。
    日経賞で仕上がっていたので、
    強くやる必要がないと、
    やや前向きに捉えたいです。
  • 12ヤマニンボワラクテ
    栗東坂路で単走、終い一杯に追われる。
    一杯に追ったのは終い1Fくらいです。
    特に強調点はありません。
    頭の高さはやや気になります。
    これだけ見ると、思い切って前へ、
    という感じはしません。
    間隔詰まってますし、
    中間は坂路で軽め。
    強調点はありません。
  • 13マイネルメダリスト
    美浦南Dで単走、馬也。
    まあ、いつも通りですね。
    終いが14秒近くかかるくらい、
    軽めです。
    変わり身はありません。
    乗り込み量は多いですが、
    変わってきた感はありませんね。
  • 16ファントムライト
    栗東坂路で併せ、一杯に追われて2馬身程度先着。
    押さえて押さえて終い1Fだけ伸ばす追い切り。
    やはり距離の懸念はありそうです。
    デキは大きくは変わらないと思います。
    この追い切りを見ても、前に行くことは
    ないような気がします。
    中間も順調ですが、
    上積みという点ではもう一つ。
    前走中日新聞杯で仕上がっていた
    ということもあります。
  • 18レーヴミストラル
    栗東坂路で併せ、強めに追われて半馬身程度先着。
    頭が高く見えるのは
    終い1Fだけで、
    手綱を押さえているからです。
    転厩して坂路中心に乗られています。
    さて、どう出ますか。
    これまでほぼコースの馬が
    中間全て坂路。
    まだ変わってくる途中と思います。

当記事は随時更新します

G1については、
以下の3STEPを1記事にして
書いていっています。

STEP説明更新タイミング(目標)
1stSTEP最終追い切り時計のみ水24:00及び木24:00
2ndSTEP最終追い切り映像の印象金22:00
3rdSTEP中間を加味した最終版土17:00

※更新タイミングは所詮、個人ブログの目標なので、
おおらかに見守ってやってくださいw

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