有馬記念の追い切り評価です
最終追い切り時計、中間も含めた
追い切り評価を行っていきます。
また、今回は急遽ブログ復活であり、
イレギュラーな日程でのブログ更新のため、
馬体考察も併せて記載します。
結論
適性
ダメもとでこの馬に注目します。
・スティッフェリオ
仕上がり
特注としてはこの1頭です。
・ヴェロックス
※アーモンドアイも全然、割り引く必要ないと思います。
ただし、最終追い切り映像がモヤのため、
しっかり確認できないため、
『絶好調間違いなし!』
とは言い切りません。
馬体考察
競馬ラボさんの
『馬体FOCUS』
を参照して考察します。
ただし、今回、時間の関係で
ものすごく簡略版です。
すみません。
適性面
適性は登録馬同士、ヨコの比較を行います。
有馬記念の適性馬体を以下の点としました。
・持続力重視(瞬発力軽視)
⇒直飛であること
・急坂をこなすトモ
ツナギは今回あまり重視しませんでした。
馬場が悪くなった場合は別途考えます。
適性が高いと思われるのは・・・・・
・アルアイン
・スティッフェリオ
です。
ただ、勝負になるかは正直、微妙ですねw
仕上がり
仕上がりはその馬のデキですから、
過去のその馬との比較、
つまりタテの比較を行います。
仕上がりが良さそうなのは・・・・・
・スティッフェリオ
・リスグラシュー
です。
あれ?このままだと
スティッフェリオを買わないといけなくなりそうな・・・
1週前追い切り
主にグリーンチャンネルの追い切り映像から
確認します。
・『今週の調教』 ※12/12放送分
・『ケイバどーも!』
追い切り時計一覧
50音順です。
馬名 | 馬場 | 騎乗 | タイム | 併せ | |||
アーモンドアイ | 美浦南W | 良 | ルメ | 5F | 66.0-51.2-37.5-12.0 | 馬也 | 先着 |
アエロリット | 美浦南W | 良 | 師 | 5F | 65.0-51.1-37.7-12.0 | 仕掛 | - |
アルアイン | 栗東坂路 | 良 | 松山 | 4F | 52.3-37.5-23.8-11.9 | 一杯 | 先着 |
エタリオウ | 栗東CW | 良 | 助手 | 6F | 81.3-66.1-51.5-37.7-12.4 | 仕掛 | 先着 |
キセキ | 栗東CW | 良 | 助手 | 5F | 64.9-50.5-37.9-12.1 | 一杯 | - |
クロコスミア | 栗東坂路 | 良 | 助手 | 4F | 53.5-38.9-25.5-13.0 | 仕掛 | - |
サートゥルナーリア | 栗東CW | 良 | スミ | 6F | 86.3-70.0-54.0-39.0-11.3 | 馬也 | 先着 |
シュヴァルグラン | 栗東CW | 良 | 福永 | 6F | 79.9-65.2-51.2-37.4-12.5 | 強め | 遅れ |
スカーレットカラー | 追い切り映像なし | ||||||
スティッフェリオ | 栗東坂路 | 良 | 助手 | 4F | 51.7-37.9-24.7-12.5 | 強め | 先着 |
スワーヴリチャード | 栗東坂路 | 良 | マー | 6F | 50.1-36.9-24.2-12.2 | 仕掛 | 先着 |
フィエールマン | 美浦南W | 良 | 池添 | 6F | 82.8-67.0-52.9-38.9-12.0 | 仕掛 | 併入 |
リスグラシュー | 栗東坂路 | 良 | 助手 | 4F | 51.6-37.4-24.0-12.3 | 一杯 | 先着 |
レイデオロ | 追い切り映像なし | ||||||
ワールドプレミア | 栗東CW | 良 | 武豊 | 6F | 80.2-65.3-51.0-37.4-12.0 | 一杯 | 先着 |
ヴェロックス | 栗東CW | 良 | 川田 | 6F | 80.6-64.1-50.4-37.0-11.8 | 強め | 先着 |
時計傾向
西も東も時計は速い
時計は速いです。
自己ベストだからといって過信禁物かも。
しっかり動きを見た方が良さそうです。
評価
高評価
成長期の伸びに期待したい
- ヴェロックス
いい時計と動きです。
そもそも追い切り馬場の時計が速く、
騎手騎乗とはいえ。
3歳馬の中でやはり変わり身があるとすればこの馬だと思います。
まあ、これを見る限り熱発の影響感じません。
- アーモンドアイ
貫禄の動き。
どうやら熱発で馬場入りできなかったのは
1日だけだったとのこと。
追い切りは動く馬なのでこれだけで
評価するのは危険かもしれませんが、
少なくとも、追い切り映像から割り引く点はないです。
ルメール騎手も国枝調教師もやたら強気ですね。
低評価
凱旋門賞の馬場はダメージ大きそう
遠征帰りの2頭は正直疑問符です。
- フィエールマン
追いかけたとはいえ、物足りない動き。
併せたセダブリランテスが先週、
ディセンバーステークスを勝ったとはいえ。
凱旋門賞のダメージがまだ残っている、
という見方が妥当でしょう。
- キセキ
時計はいいんですが、一杯に追っても反応悪い。
また、いつもの中間よりコース追いが1本足りないとのこと。
(グリーンチャンネルの『ケイバどーも!』より)
疲れを取ることを優先した可能性があります。
本来のデキには今一つ、ではないでしょうか。
その他評価
あまり特筆すべきネタはなし
あとはそこそこよく見えます。
ただし、1週前に一杯に追っている馬は
仕上がり途上の可能性があります。
(むろん、この1本でよくなる可能性はありますが)
あとは自己ベストにはあまりとらわれないことだと思います。
最終追い切り
追い切り映像
まずは追い切り映像のリンクから。
G1レースはJRAが
最終追い切り映像を
公開しています。
百聞は一見に如かず、ですので
一度ご覧になることをお勧めします。
追い切り時計一覧
50音順です。
馬名 | 馬場 | 騎乗 | タイム | 併せ | |||
アーモンドアイ | 美浦南W | 稍 | ルメ | 5F | モヤのため計時できず | ||
アエロリット | 美浦坂路 | 稍 | 師 | 5F | 53.0-38.7-25.6-12.5 | 馬也 | - |
アルアイン | 栗東坂路 | 稍 | 松山 | 4F | 54.4-39.7-25.1-12.0 | 仕掛 | 先着 |
エタリオウ | 栗東CW | 良 | 助手 | 6F | 82.8-66.9-52.0-37.9-12.1 | 一杯 | 遅れ |
キセキ | 栗東CW | 良 | 助手 | 5F | 66.8-51.5-38.0-11.9 | 一杯 | - |
クロコスミア | 栗東坂路 | 稍 | 助手 | 4F | 54.0-39.1-25.5-12.7 | 仕掛 | - |
サートゥルナーリア | 栗東坂路 | 稍 | 助手 | 4F | 52.1-37.3-24.0-12.1 | 仕掛 | - |
シュヴァルグラン | 栗東CW | 良 | 藤岡 | 6F | 83.8-67.6-52.4-38.3-12.0 | 一杯 | 先着 |
スカーレットカラー | 栗東CW | 良 | 助手 | 6F | 82.5-65.6-50.7-37.3-12.0 | 馬也 | - |
スティッフェリオ | 栗東坂路 | 稍 | 助手 | 4F | 52.5-38.0-24.6-12.4 | 一杯 | 先着 |
スワーヴリチャード | 栗東坂路 | 稍 | マー | 6F | 58.2-42.3-26.9-13.2 | 馬也 | - |
フィエールマン | 美浦南W | 稍 | 池添 | 5F | 65.7-51.5-38.3-11.7 | 一杯 | 先着 |
リスグラシュー | 栗東坂路 | 稍 | 助手 | 4F | 51.3-37.0-24.1-12.3 | 強め | 併入 |
レイデオロ | 美浦南W | 稍 | 三浦 | 5F | 71.7-56.6-41.6-11.6 | 馬也 | 併入 |
ワールドプレミア | 栗東坂路 | 稍 | 助手 | 4F | 54.5-40.4-26.3-12.8 | 馬也 | - |
ヴェロックス | 栗東CW | 良 | 助手 | 6F | 83.3-66.9-52.0-37.9-11.3 | 強め | - |
時計傾向
栗東は少し時計かかり気味。美浦は・・・
栗東は先週よりは少し時計がかかっています。
これに対し、美浦は稍重の馬場ではあるんですが、
あまり時計の出方は変わっていません。
そもそも美浦のウッドコースは今年、改修があり、
坂の傾斜が少なくなったとのことで、
時計が出やすくなっています。
評価
高評価
特筆するのは1頭だけ
- ヴェロックス
この馬が一番状態がよかったのはダービーだと思っています。
(たいがい、どの馬もそうでしょうが・・・)
この秋の追い切りはダービーと比べると物足りなさが
残っていましたが、今回は中間の負荷含め、
この秋一番に仕上げてきたと思います。
アーモンドアイはモヤのため、評価不能とします。
シルエットを見る限り、陣営の言う通り、
絶好調である可能性は高いと思いますが・・・・・
低評価
明らかに状態が悪い馬はいない
正直、1週前までは
『少し重いかな』
『反応悪いな』
という馬もいましたが、
1週前追い切りを経たことによって、
ある程度良化しています。
状態だけを原因に割り引く馬はいないでしょう。
その他評価詳細
馬体考察を引きずってるかもですが・・・
この馬だけはちょっと気になります。
いい意味で。
- スティッフェリオ
手応えが最後までいいんですよね。
音無厩舎の特徴として坂路での一杯追いが
上げられると思います。
テンから速い時計で運んで、
終いは時計がかかる、というのが
追い切りパターンなんですが、
今回はラスト1Fすこしかかり気味とはいえ、
一杯には追っていないこと、
助手騎乗ながらこれまでの一杯追いより
時計が出ていることは
いい意味で気になります。
ま、馬体考察で気になったから、かもしれませんが・・・・・
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