追い切り評価/馬体考察 有馬記念2019 中山 芝 2,500m

追い切り評価

有馬記念の追い切り評価です

最終追い切り時計、中間も含めた
追い切り評価を行っていきます。

また、今回は急遽ブログ復活であり、
イレギュラーな日程でのブログ更新のため、
馬体考察も併せて記載します。

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結論

適性

ダメもとでこの馬に注目します。

・スティッフェリオ

仕上がり

特注としてはこの1頭です。

・ヴェロックス

※アーモンドアイも全然、割り引く必要ないと思います。
ただし、最終追い切り映像がモヤのため、
しっかり確認できないため、
『絶好調間違いなし!』
とは言い切りません。

馬体考察

競馬ラボさんの
『馬体FOCUS』
を参照して考察します。

ただし、今回、時間の関係で
ものすごく簡略版です。
すみません。

【有馬記念】超豪華16頭の馬体ジャッジ!イチオシは超穴馬だ!|馬体FOCUS
毎週、馬体FOCUSにて馬体診断を披露している某大手牧場の元スタッフが、YouTubeで更に詳しい解説を公開中!今すぐ見る⇒アーモンドアイ(牝4、美浦・国枝厩舎)

適性面

適性は登録馬同士、ヨコの比較を行います。

有馬記念の適性馬体を以下の点としました。
・持続力重視(瞬発力軽視)
⇒直飛であること
・急坂をこなすトモ

ツナギは今回あまり重視しませんでした。
馬場が悪くなった場合は別途考えます。

適性が高いと思われるのは・・・・・
・アルアイン
・スティッフェリオ
です。

ただ、勝負になるかは正直、微妙ですねw

仕上がり

仕上がりはその馬のデキですから、
過去のその馬との比較、
つまりタテの比較を行います。

仕上がりが良さそうなのは・・・・・
・スティッフェリオ
・リスグラシュー
です。

あれ?このままだと
スティッフェリオを買わないといけなくなりそうな・・・

1週前追い切り

主にグリーンチャンネルの追い切り映像から
確認します。
・『今週の調教』 ※12/12放送分
・『ケイバどーも!』

追い切り時計一覧

50音順です。

馬名馬場騎乗タイム併せ
アーモンドアイ美浦南Wルメ5F66.0-51.2-37.5-12.0馬也先着
アエロリット美浦南W5F65.0-51.1-37.7-12.0仕掛
アルアイン栗東坂路松山4F52.3-37.5-23.8-11.9一杯先着
エタリオウ栗東CW助手6F81.3-66.1-51.5-37.7-12.4仕掛先着
キセキ栗東CW助手5F64.9-50.5-37.9-12.1一杯
クロコスミア栗東坂路助手4F53.5-38.9-25.5-13.0仕掛
サートゥルナーリア栗東CWスミ6F86.3-70.0-54.0-39.0-11.3馬也先着
シュヴァルグラン栗東CW福永6F79.9-65.2-51.2-37.4-12.5強め遅れ
スカーレットカラー追い切り映像なし
スティッフェリオ栗東坂路助手4F51.7-37.9-24.7-12.5強め先着
スワーヴリチャード栗東坂路マー6F50.1-36.9-24.2-12.2仕掛先着
フィエールマン美浦南W池添6F82.8-67.0-52.9-38.9-12.0仕掛併入
リスグラシュー栗東坂路助手4F51.6-37.4-24.0-12.3一杯先着
レイデオロ追い切り映像なし
ワールドプレミア栗東CW武豊6F80.2-65.3-51.0-37.4-12.0一杯先着
ヴェロックス栗東CW川田6F80.6-64.1-50.4-37.0-11.8強め先着

時計傾向

西も東も時計は速い

時計は速いです。
自己ベストだからといって過信禁物かも。
しっかり動きを見た方が良さそうです。

評価

高評価

成長期の伸びに期待したい
  • ヴェロックス
    いい時計と動きです。
    そもそも追い切り馬場の時計が速く、
    騎手騎乗とはいえ。
    3歳馬の中でやはり変わり身があるとすればこの馬だと思います。

まあ、これを見る限り熱発の影響感じません。

  • アーモンドアイ
    貫禄の動き。
    どうやら熱発で馬場入りできなかったのは
    1日だけだったとのこと。
    追い切りは動く馬なのでこれだけで
    評価するのは危険かもしれませんが、
    少なくとも、追い切り映像から割り引く点はないです。
    ルメール騎手も国枝調教師もやたら強気ですね。

低評価

凱旋門賞の馬場はダメージ大きそう

遠征帰りの2頭は正直疑問符です。

  • フィエールマン
    追いかけたとはいえ、物足りない動き。
    併せたセダブリランテスが先週、
    ディセンバーステークスを勝ったとはいえ。
    凱旋門賞のダメージがまだ残っている、
    という見方が妥当でしょう。
  • キセキ
    時計はいいんですが、一杯に追っても反応悪い。
    また、いつもの中間よりコース追いが1本足りないとのこと。
    (グリーンチャンネルの『ケイバどーも!』より)
    疲れを取ることを優先した可能性があります。
    本来のデキには今一つ、ではないでしょうか。

その他評価

あまり特筆すべきネタはなし

あとはそこそこよく見えます。
ただし、1週前に一杯に追っている馬は
仕上がり途上の可能性があります。
(むろん、この1本でよくなる可能性はありますが)
あとは自己ベストにはあまりとらわれないことだと思います。

最終追い切り

追い切り映像

まずは追い切り映像のリンクから。

G1レースはJRAが
最終追い切り映像を
公開しています。
百聞は一見に如かず、ですので
一度ご覧になることをお勧めします。

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2019/1222_1/training.html

追い切り時計一覧

50音順です。

馬名馬場騎乗タイム併せ
アーモンドアイ美浦南Wルメ5Fモヤのため計時できず
アエロリット美浦坂路5F53.0-38.7-25.6-12.5馬也
アルアイン栗東坂路松山4F54.4-39.7-25.1-12.0仕掛先着
エタリオウ栗東CW助手6F82.8-66.9-52.0-37.9-12.1一杯遅れ
キセキ栗東CW助手5F66.8-51.5-38.0-11.9一杯
クロコスミア栗東坂路助手4F54.0-39.1-25.5-12.7仕掛
サートゥルナーリア栗東坂路助手4F52.1-37.3-24.0-12.1仕掛
シュヴァルグラン栗東CW藤岡6F83.8-67.6-52.4-38.3-12.0一杯先着
スカーレットカラー栗東CW助手6F82.5-65.6-50.7-37.3-12.0馬也
スティッフェリオ栗東坂路助手4F52.5-38.0-24.6-12.4一杯先着
スワーヴリチャード栗東坂路マー6F58.2-42.3-26.9-13.2馬也
フィエールマン美浦南W池添5F65.7-51.5-38.3-11.7一杯先着
リスグラシュー栗東坂路助手4F51.3-37.0-24.1-12.3強め併入
レイデオロ美浦南W三浦5F71.7-56.6-41.6-11.6馬也併入
ワールドプレミア栗東坂路助手4F54.5-40.4-26.3-12.8馬也
ヴェロックス栗東CW助手6F83.3-66.9-52.0-37.9-11.3強め

時計傾向

栗東は少し時計かかり気味。美浦は・・・

栗東は先週よりは少し時計がかかっています。
これに対し、美浦は稍重の馬場ではあるんですが、
あまり時計の出方は変わっていません。
そもそも美浦のウッドコースは今年、改修があり、
坂の傾斜が少なくなったとのことで、
時計が出やすくなっています。

評価

高評価

特筆するのは1頭だけ
  • ヴェロックス
    この馬が一番状態がよかったのはダービーだと思っています。
    (たいがい、どの馬もそうでしょうが・・・)
    この秋の追い切りはダービーと比べると物足りなさが
    残っていましたが、今回は中間の負荷含め、
    この秋一番に仕上げてきたと思います。

アーモンドアイはモヤのため、評価不能とします。
シルエットを見る限り、陣営の言う通り、
絶好調である可能性は高いと思いますが・・・・・

低評価

明らかに状態が悪い馬はいない

正直、1週前までは
『少し重いかな』
『反応悪いな』
という馬もいましたが、
1週前追い切りを経たことによって、
ある程度良化しています。
状態だけを原因に割り引く馬はいないでしょう。

その他評価詳細

馬体考察を引きずってるかもですが・・・

この馬だけはちょっと気になります。
いい意味で。

  • スティッフェリオ
    手応えが最後までいいんですよね。
    音無厩舎の特徴として坂路での一杯追いが
    上げられると思います。
    テンから速い時計で運んで、
    終いは時計がかかる、というのが
    追い切りパターンなんですが、
    今回はラスト1Fすこしかかり気味とはいえ、
    一杯には追っていないこと、
    助手騎乗ながらこれまでの一杯追いより
    時計が出ていることは
    いい意味で気になります。
    ま、馬体考察で気になったから、かもしれませんが・・・・・

コメント

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