のちのG1好走馬も輩出。
日経新春杯2020の展望です。
G1実績馬というよりはこれからG1を目指す古馬が
出走することが多いレース。
なのでどちらかといえば、
これからの馬を軸に据えたいところですが、
さて。
1.注目馬
人気馬サイド
スロー寄りなら。
スロー寄りなら追走にも苦労しなさそうなので。
- タイセイトレイル:55kg
長丁場を急かさず追走して、
それなりに上がりが必要な展開に向いていると思っています。
2019年のアルゼンチン共和国杯がそんなレース。
今年の日経新春杯が流れなさそうな構成なら、
軸には良いかな、と思います。
父ハーツクライなのでトニービンを持ち、
母系にNijinsky。
レッドジェニアル:56kgも流石に今の時点で
消す要素は強くないですね。
アフリカンゴールド:55kgは流れた方が良さそうなので
やや微妙です。
穴馬サイド
戦績と血統でピックアップ。
戦績面で。
出遅れなく運べれば。
- モズベッロ:52kg
距離を伸ばして終いがしっかりしてきました。
荒れ馬場も得意なので今の馬場も。
逆に血統的にはそれほど強調点ありません。
Halo3本クロスなど、むしろ、内回り向きと勘違いしていたくらい。
血統のみで拾いました。
- プリンスオブペスカ:54kg
ハーツクライでトニービン持ちに、
母系にGrey Sovereignなので、
Grey Sovereignが2本。
正直、馬場がやや渋るなどの特殊要因が
もう2つくらい欲しい感じはしますが・・・
2.コース特徴/レース傾向
ギリ、内枠有利のタイミングだが。
スタートしてから最初のコーナーまで
スタンド前を横切り、直線が長いため、
枠順の有利不利はあまりないコース、です。
通年で考えると。
そして、向こう正面ではゆったりと流れ、
最終コーナー前の下り坂からの
持続力勝負となります。
なかなか瞬発力だけでは
勝ちきれません。
逃げ残りも比較的難しいコースと
思います。
例年ですと、ギリギリ、内枠が有利な時期です。
が、既に先週の時点であまりグリーンベルトの恩恵が
受けられない馬場になってきたと思います。
(シンザン記念はスローだったから内枠が有利だっただけと見てます)
過去10年のラップタイムです。
スロー寄りと平均以上に流れるときが半々くらい。
今年は・・・人気上位が後ろからになりそうなので、
どちらかというとスロー寄りで考えておきたいと思います。
3.注目血統
長ーい脚を使える系統を
京都外回りなら下り坂で
不器用さを補えます。
Grey Sovereignまで広げても良いかも。
- トニービン
アドマイヤフジ(2006年1着。父アドマイヤベガはトニービン内包)
アドマイヤモナーク(2008年1着。母父トニービン)
ルーラーシップ(2011年1着。母父トニービン)
カポーティスター(2013年1着。父ハーツクライはトニービン内包)
サトノノブレス(2014年1着/2016年3着。母父トニービン)
アドマイヤフライト(2014年2着/2015年3着。母父トニービン)
アドマイヤデウス(2015年1着。父アドマイヤドンはトニービン内包)
シュヴァルグラン(2016年2着。父ハーツクライはトニービン内包)
こちらも長い脚。比較的平坦が良い印象。
ゴールドアリュール産駒が好走しているのは
いずれもNijinskyクロスを持っている馬だけです。
- Nijinsky
インティライミ(2006年3着。父スペシャルウィークはNijinsky内包)
ダークメッセージ(2007年3着/2008年2着。父ダンスインザダークはNijinsky内包)
タガノエルシコ(2009年3着。母系にNijinskyクロス)
トップカミング(2010年2着。父ゴールドアリュール+Nijinskyクロス)
ヒルノダムール(2011年2着。母父ラムタラはNijinsky直仔)
トウカイパラダイス(2013年3着。父ゴールドアリュール+Nijinskyクロス)
フーラブライド(2014年3着/2015年2着。父ゴールドアリュール+Nijinskyクロス)
レーヴミストラル(2016年1着。母母母父Green Dancer。クロス有)
ミッキーロケット(2017年1着。母母父Caerleon)
あと、『またかよ!』という感じですが、ここ2年は
ステイゴールドの仔と孫が馬券圏内6頭中に4頭来てます・・・・・
どちらかというとハイペースが良さそうですが。
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