2016年春クラシック第一弾
桜花賞の展望です。
年明けまではメジャーエンブレム
1強ムードでしたが、
シンザン記念でジュエラーが片鱗を見せ、
レベルの高いチューリップ賞を経て、
桜花賞では3強と言って、
過言ではないと思っています。
で、一般的に2強より3強の方が
荒れにくいといわれます。
これは2強の場合、相手を負かしに行って、
無理な競馬になることで、
片方が惨敗するケースがあるからと
思っています。
今回は堅そうですね。
馬柱および現時点の私の予想印は↓をご覧ください。
各馬の一行コメントも記載していきます。
第76回桜花賞(G1)予想 2016年4月10日阪神11R｜KLAN
2016年4月10日阪神11R 第76回桜花賞(G1)予想ページです。ユーザー独自の予想・評価印、馬やレースに対するメモを閲覧、共有できます。
１．注目馬
人気馬サイド
- メジャーエンブレム
特に説明は要らないと思います。
自分でペースが作れるのが強み。
逃げられなくても
好位につけられれば
問題ありません。
差し有利の桜花賞ではありますが、
恐らく後続にも脚を使わせつつ、
早め抜け出し押し切りの
競馬をするはず。
馬場も力の要る馬場が
寧ろいいタイプで、
悪くなればほぼ頭鉄板です。
- シンハライト
逆転候補及び2着候補の筆頭。
決め手はメジャーエンブレムにも
勝るものを持っています。
恐らくはメジャーエンブレムに
勝つというよりは先を見据えて、
溜めた自分の競馬をするはず。
頭は厳しいと思いますが、
他の馬は十分差せると思います。
馬場は決め手を活かすためにも
良馬場がいいです。
揉まれるより、外枠がいいです。
ジュエラー
は勝ちに行って、
仕掛けが早くなると思っているんですよね・・・
で、シンハライトに差されるというシナリオです。
ただし、有力馬より外枠を引けるようだと、
仕掛けをガマンできる場面があるかもしれません。
また、硬い馬なので、相対的に
馬場は力の要る馬場の方がいいと思います。
そんなジュエラーが早仕掛けで沈んだ場合は
ラベンダーヴァレイ
ウインファビラス
も3着までならありそうです。
ラベンダーヴァレイは前走のように
内を立ち回りたいでしょうし、
ウインファビラスは外目から
スムーズに先行したいと思います。
馬場という面では
ラベンダーヴァレイは
速い馬場の方が、
ウインファビラスは
少々、渋ってほしいのではないかと
思います。
穴馬サイド
残念ながら出番なしと
思います。
２．ステップレース振り返り
やはり巻き返すならチューリップ賞から
簡単に振り返ります。
・クイーンカップ
メジャーエンブレムの独壇場。
この馬以外は評価できず。
2着3着もメジャーエンブレムに
ついていった先行馬が
垂れたところを差したもの。
・チューリップ賞
レースレベルとしては
クイーンカップより高いと
思っています。
ヴィブロスが抑えきれず、
かなり流れて桜花賞に
近い流れに。
時計も速く、
このレースを走った馬は
着順問わず、今後の
3歳牝馬路線では
常に注目と思います。
残りのレースは
スローとなっており、
今年はまったく
リンクしないと
思っています。
レースレベルも含め。
・アネモネS
・フィリーズレビュー
・フラワーカップ
３．コース特徴／レース傾向
差し脚比べ
いつものKLANのコースデータをリンクします。
阪神競馬場・芝1600m(外)コース分析！血統など7項目のデータ傾向｜KLAN
阪神競馬場・芝1600m(外)コース分析ページ。血統・枠番・騎手など7項目のデータから、競馬予想に直結するコースの傾向・特徴をまとめています。
※阪神牝馬Sやアーリントンカップ、
阪神JFとほぼ同じこと書いています。
2006年に外回りになりました。
コーナーへの入り、
最後の直線が長くなり、
ペースが落ち着くことが
増えました。
直線やや手前のラスト3F
くらいから緩い下り坂もあって
ペースがあがり、
差し脚比べになることが
多いコースです。
ゴール前の坂もあり、
外差しも比較的、
決まりやすくなっています。
開催後半になり、
上記の傾向は強くなるのが
通常と思います。
ではレース傾向はどうでしょうか。
KLANのレース傾向も
リンクしておきます。
桜花賞の傾向｜競馬データベースKLAN
桜花賞の傾向を棒グラフや円グラフ、タグクラウドを使って見た目に分かりやすく分析。データは過去3～10年で任意の範囲を指定できます。枠番、脚質、血統などの項目から桜花賞のレース傾向を見つけよう。
偏ってますね～。
特徴的なのは
差し追い込みが
やたらと決まるのと、
それもあってか、
中～外枠が優勢です。
※どスローの2015年は除く。
外回りに変更後
過去9年のラップタイムです。
例外を除くと、
11秒台ラップが続き、
ラスト1Fで一気に
ラップが落ちて差しが
決まる、というラップです。
やはり差しを優位に
取りたいところです。
ただ、近2年は特殊です。
2014年はフクノドリームが
飛ばしましたし、
2015年は超スローで
レッツゴードンキが逃げ切りました。
ここまでいろいろとご紹介してきた、
KLANは無料競馬データベースです。
無料のなかではデータ分析が
しやすくなっていると思いますので、
お勧めです。
詳しくはこの記事でnetkeiba.comと
比較しています。
↓ユーザ登録でこんなことができます。
・単勝回収率のランキング参加
・馬柱のカスタマイズ
・自分の予想印やメモ入力
・予想印と連動したIPAT購入
データベースの参照だけなら、ユーザ登録不要ですけどね。
４．注目血統
言うまでもなく
外回りに変わってからの
2007年以降です。
補足不要とは思います。
差し馬優勢です。
G1を何勝もする
超名馬でなくてもフツーに来ます。
- ディープインパクト
マルセリーナ(2011年1着)
ジェンティルドンナ(2012年1着)
ヴィルシーナ(2012年2着)
アユサン(2013年1着)
レッドオーヴァル(2013年2着)
ハープスター(2014年1着)
クルミナル(2015年2着)
コンテッサトゥーレ(2015年3着)
穴目で。2着多し。
内回り向きの血統と
思っているので、
ちょっと意外なんですが、
馬場が合うんでしょうか。
- Blushing Groom
レジネッタ(2008年1着。母母父Blushing Groom系)
ジェルミナル(2009年3着。母母父Blushing Groom系)
オウケンサクラ(2010年2着。父バゴはBlushing Groom系)
ホエールキャプチャ(2011年2着。母母父Blushing Groom系)
ヴィルシーナ(2012年2着。母母母父Blushing Groom)
クルミナル(2015年2着。母父Blushing Groom系)
次点です。
これも馬場が合うんだと
思います。
- Nijinsky
カタマチボタン(2007年3着。母父Caerleonに加えNijinskyクロス有)
ブエナビスタ(2009年1着。母父Caerleonに加えNijinskyクロス有)
レッドディザイア(2009年2着。母父Caerleon)
レッドオーヴァル(2013年2着。母母父Nijinsky)
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