ローズステークスの回顧です。
いろいろ、思うところがあるレースになりました。
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1.結果
1着○06ヌーヴォレコルト
2着無03タガノエトワール
3着無16リラヴァティ
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ダメな予想をあざ笑うかのような大荒れ。
全然、堅くないじゃん。
ワイドにぶちこむお金がなくて、
本当によかったです。
2.考察
タイム1:46.0(良)
1,000m通過は59.8秒。
まあ、平均ペースだと思います。
それより何より、阪神は先行、内有利の馬場。
敗因はたくさんあります。
1.馬場傾向の軽視。
前有利の馬場傾向はわかっていたのに、
差し追い込み脚質を上位にとった。
これは適正重視にあるまじき大ミス。
どうも昨年の不良馬場での差し込み決着のイメージが強いのか、
一昨年の小頭数のイメージもあるのか、
差し追い込みが利くと勘違いしている部分がありました。
4日間の傾向を見ても、過去の血統傾向(とにかく軽い)を見ても、
ハイペースにはなりにくい牝馬限定戦ということを見ても、
重視すべきは先行馬でした。
ここでまず、軸馬は好枠で前目の競馬もできる、
ヌーヴォレコルトにすべき。
しかも岩田騎手はこの日、明らかに内有利の馬場向きの
位置取りと得意のイン突きを繰り返していました。
そして、前有利の傾向とレッドリヴェールが人気することにより、
リラヴァティは買えたはずです。
逆にレッドリヴェールは危険視すべきでした。
2.パドック判断のミス。
馬体重の数字を鵜呑みにしてしまいました。
ヌーヴォレコルト-6kg
秋華賞も中2週だし、当然増えてくると思ったところの
休み明けのマイナス。
しかし、確かに若干細くは見えましたが、
追い切りもしっかりできてましたし(特に1週前)、
入れ込みも、発汗もありませんでした。
レッドリヴェール+10kg
ダービーのマイナス体重を戻してきてましたが、
やはり細く見えましたね。いつも細くは見せるのですが。
3歳春までは仕上がりの早さでプラスになることも
あると思うのですが、3歳夏を越えてのあの馬体は
成長力なのか、仕上げのどちらかに問題があると
見るべきでした。
実際、追い切りも軽めに終始してましたし。
3.追い切り判断のミス。
レッドリヴェールとヌーヴォレコルトについては
上に書いたとおり。
ここでは3着リラヴァティの取捨です。
タテの比較ができてませんでした。ヨコの比較をしてしまってましたね。
そもそも、リラヴァティは坂路で動かない馬。
(まあ、そういう馬を坂のある阪神で買いたくない気持ちも働きました)
タテで見ていくと、今までどおりの時計では動けてました。
もっというと、過去の追い切り映像と見比べてませんでした。
追い切りは自分は今のところ、状態の判断に使うものと位置づけてます。
ついつい、あの馬より動いた、あの馬より時計が出ていると見て終いがちですが、
自分は適性に見合った能力を発揮するだけのデキにあるかを
まず見極められるようになることです。
もちろん、馬を見る目があれば、適正を見抜く重要な要素に
なりうるのですが、まだまだそのレベルには程遠いです。
もちろん、近づけるように、トライ&エラーは続けますが。
4.総括
以上を総括すれば、ヌーヴォレコルトの単勝と、
ヌーヴォレコルトーリラヴァティのワイドは拾えたと思います。
・・・・・流石に、タガノエトワールは内枠とはいえ、
総流しでもしないと、買えないと思います。
レッドリヴェールを危険視しても、3着内を外す可能性が
そんなに低いという判断にはならなかったでしょうし。
このレースの3連複/3連単を取れる買い方をするのが
自分のスタイルではないと思うので、そこは後悔していません。
あくまで回収率重視で
・少ない点数でそこそこ高めの配当を獲る。
・堅い場合は絞りこんでできれば1点で獲る。
・3連系の馬券はボーナス。完璧にことが運んだときに取れる。
ここはブレずに行きたいと思います。
3.次走に向けて
・ヌーヴォレコルト
秋華賞もほぼ確勝だと思います。
位置も取れて、これまで見せられなかった、
瞬発力まで見せて。
(あんまし秋華賞に瞬発力は関係ないですけどね)
これが巷に言われる、ハーツクライの成長力ってやつでしょうか。
唯一の懸念が馬体減&中3週&再輸送でしたが、
このあと栗東滞在するとのこと、抜かりないです。
下手したら、秋華賞は単勝1倍台かもしれませんね・・・
・タガノエトワール
馬場を上手く活かしました。
小牧騎手も人気がないときはこういう競馬、できるんですね(遠い目)
グリーンチャンネルを見てたら、ツメの状態がよくなったとのこと。
未勝利勝ちからの重賞挑戦でしたが、そのあたりは松田博厩舎、
算段がなければ使ってきませんか。
とはいえ、流石に今回は全てはまったことは間違いないので、
秋華賞は厳しいでしょうね。
・リラヴァティ
ダンツキャンサーに負けずに逃げた甲斐がありました。
しかし、単勝9番人気は舐められすぎでしたね。
秋華賞も人気しないでしょうし、万が一、
単騎でいけて、スローに落とせれば、
馬券圏内の可能性も少し、あります。
かなり厳しいのは間違いないですが。
・その他
前進ありそうなのは、ブランネージュでしょうね。
ほぼ間違いなく、秋華賞では買います。
今回は外を回されましたし、休み明け。
叩いて、上昇するのがRoberto系。
母系のRibotもペースが上がる京都2,000mには
ぴったりでしょう。
レッドリヴェールはこれからの中間次第です。
上も下も早熟馬なので、成長を示せるか、
状態が悪かったのであれば立て直せるか。
サングレアルは・・・・・厳しいんじゃないですかね。
この馬も成長力に欠ける恐れがあります。
ブエナビスタは長く走りましたが、
そもそも母ビワハイジは完成が早い馬ですしね。
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