今週は4重賞です。
京都土曜日の2歳牝馬重賞、ファンタジーステークスの展望です。
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おすすめです。
1.注目馬
人気サイド
- メイショウスイヅキ
前走もみじステークスを2着に0.3秒差で快勝。
ここは人気ですが、逆らえないでしょう。
父パイロがちょーっと気になりますが、
母父ダンスインザダークも母系にVice Regentがあるのもよし。
懸念は前走がバシレウスライオンがかかってしまって、
1,000m通過が58.0秒とハイペースだったこと。
ちょっと、アドマイヤリードは1戦1勝ではまだわからないし、
(シルバーステートに新馬勝ちしているから人気するけど)
ウインミレーユのりんどう賞勝ちは、正直評価できない。
それだったらブランボヌールかなぁ。
穴サイド
悩む。
- メジェルダ
りんどう賞を逃げ切れなかったのは、よろしくないが、
フレンチデピュティで狙えるのはこれくらい。
案外、前に行く馬が少ない可能性があるので、
勝ちきれなくても逃げ馬だけ残る可能性はある。
- ワントゥワン
この馬も1戦1勝だけれども、母ワンカラットは2着してるし、
無類の1,400m巧者。
もし速くなれば突っ込んでくる可能性もある。
さすがにエンドスウィープを持っているからといって、
コパノミライやセレッソプリマベラを買う勇気はないw
2.コース確認
重賞は外回りコースを使用!
結論から言うと、差し馬の不利が和らぎます。
KLANのコースデータを見てもわかりますが、
京都の芝1,400mは外回りと内回りがあります。
重賞では全て外回りを使用しますが、2歳の条件戦では内回りを使用することが多いです。
500万下のりんどう賞は内回りで、オープンのもみじステークスは外回りです。
で、違いは基本は「直線の長さ」ですね。
内回りでは逃げ・先行の勝率が上がります。
違いはもうひとつ。
「クラスの違いによるペースの違い」です。
クラスが上がれば基本、ペースが上がりますので先行馬は苦しくなります。
特に2歳戦では短距離戦が多く、スピードや仕上げの早さで勝ちきってきた馬が揃うと
この先行馬へのマイナス要因が増加します。
過去10年のラップタイムです。
途中でペースが緩んだ2008年を除き、11秒台のラップが並びます。
切れ味より持続力タイプを狙いたいですね。
3.注目血統
昨年も触れましたが、以下の2系統に偏ってます。
- Vice Regent(フレンチデピュティ、クロフネ)
アルーリングボイス(2005年1着。父フレンチデピュティ)
オディール(2007年1着。父クロフネ)
ベストクルーズ(2009年2着。父クロフネ)
マルモセーラ(2010年1着。父クロフネ)
ホーマンフリップ(2010年2着。母父フレンチデピュティ)
ホエールキャプチャ(2010年3着。父クロフネ)
モズハツコイ(2013年2着。父クロフネ)
アドマイアビジン(2013年3着。父クロフネ)
- フォーティナイナー(エンドスウィープ)
ラインクラフト(2004年1着。父エンドスウィープ)
アルーリングボイス(2005年1着。母父エンドスウィープ)
エイシンパンサー(2007年3着。父コロナドズクエストはフォーティナイナー直仔)
ファインチョイス(2011年3着。父アドマイヤムーンはエンドスウィープ直仔)
アメージングムーン(2012年3着。父アドマイヤムーンはエンドスウィープ直仔)
次点で
- サクラバクシンオー
- Danzig
あと穴をあけるなら、
コテコテのスタミナ系。
2008年はこの系統が3頭入って大荒れ。
スローだったのにね。なんでだろう・・・
昨年、2014年もこっち。
ダノングラシアスがマンハッタンカフェ産駒とか、
ウインソワレの母父がダンスインザダークとか。
- ファルブラヴとか
- ダンスインザダーク/スペシャルウィーク産駒
(要はNijinskyってことだと思う)
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