馬体考察 ヴィクトリアマイル 2016.05.15 東京芝1,600m

馬体考察

有力馬の状態はいいが適性疑問

ヴィクトリアマイル登録馬の
フォトパドックを見て、
馬体考察を行っています。

※私はまだまだ馬体見る目ありませんが、
自己修練のためにやっております。

馬柱および現時点の私の予想印は↓をご覧ください。
各馬の一行コメントも記載していきます。

第11回ヴィクトリアマイル(G1)予想 2016年5月15日東京11R|競馬データベースKLAN

2016年5月15日東京11R 第11回ヴィクトリアマイル(G1)予想ページです。ユーザー独自の予想・評価印、馬やレースに対するメモを閲覧、共有できます。

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1.各馬考察

やはり状態面ではマジックタイム

当レースは12頭ありました。
競馬ラボさんも競馬ブックさんも
同じ掲載馬です。

5月4日~5月5日の撮影です。
(競馬ラボさんと競馬ブックさんで
日付が違うのですが、同じ写真に見えます)

競馬ラボさんのフォトパドックは↓です。
前走との比較がしやすいので、
まずはこちらを使います。

勝ち馬相馬眼「馬体FOCUS」 | 2016年 ヴィクトリアマイル・GⅠ総力特集 | 競馬ラボ

競馬ブックさんのフォトパドック↓です。
前走比較はバックナンバーを辿ればできます。

競馬ブックコーナー

4歳、5歳の菊花賞馬と昨年の有馬記念勝ち馬が顔を揃えた第153回天皇賞(春)。ゴールドシップが去ったあとの最強ステイヤーの座を巡る争いは逃げた昨年の菊花賞馬キタサンブラックと昨年のこのレースの3着馬カレンミロティックの馬体を接した追い比べがゴールまで続き、一旦先頭に立ったカレンミロティックをキタサンブラックが差し返し、クラシック馬の意地を見せた。日本ダービー出走権を懸けた青葉賞はヴァンキッシ…

まず、掲載馬の状態面について
やっぱり気になりますね、
・マジックタイム
1週前追い切りを見ても
前走より上積みがあるのでは?
と思うんですが、前走のフォトパドックがないため、
そこまではわかりませんw

あと、状態が良く見えるのは順に
・ミッキークイーン
・クイーンズリング
・ショウナンパンドラ
です。
ただ、この3頭はスローの東京マイルを
想定すると、適性面で不安があります。

順番は競馬ラボさんの掲載順としています。

馬名ツナギ飛節全体像デキコメント
角度長さ
ショウナンパンドラ立気味長めカッチリ徐々に良化
ミッキークイーン普通長い普通胴長スラッと
スマートレイアー普通短め普通やや前肢強いこの時期はいつもスッキリ
ルージュバック普通普通胴長スラッと大きく変わらず
シュンドルボン寝気味長め普通バランスやや太い
マジックタイム寝気味短め普通バランス馬体充実
クイーンズリング立つ長め普通胴長スラッと本格化?
ストレイトガール立つ長め普通やや前肢強い昨秋より若干落ちるが
ウインプリメーラ立気味普通普通やや前肢強い
カフェブリリアント寝気味普通カッチリ大きくは変わらず
ショウナンアデラ立つ普通普通バランスメリハリ不足
レッツゴードンキ立つ短め普通前肢強いかなり緩い

※私の主観にしか過ぎません。

  • ツナギ角度
    寝ると芝良馬場向き。
    立つとパワー型。
  • ツナギ長さ
    距離適性に比例。
  • 飛節
    直飛節はパワー型&長い脚。
    曲飛節は切れ味型。
  • 全体像
    胴の長さが距離適性に比例。
    (下記は私の勝手なイメージ)
    前肢強いとトップスピードに乗るまでが速い。
    後肢強いとトップスピードが速い。

各馬もう少しコメントを。

  • ショウナンパンドラ
    前も後ろも両脚にバンテージ。
    一度使って、筋肉のメリハリが出てきました。
    順当に良化しています。
    1週前追い切りではオールカマーと
    天皇賞(秋)の間くらいと思っていましたが、
    天皇賞(秋)くらいのデキにはありそうです。
    ジャパンカップと比較すると、トモの張りが
    やや劣ります(撮影の仕方もありますが)。
    春先はカッチリとまとまって見せる馬体に
    作ってくるので、マイルもこなせる可能性は
    あるとは思います。
    位置さえ取れれば。
  • ミッキークイーン
    両前にバンテージ。
    まず、ジャパンカップとはデキが違います。
    毛ヅヤは季節の違いもあるのでともかく、
    特に胸前のハリが違います。
    位置を取るには前肢は重要と思いますので、
    このこと自体は好材料ではあります・・・・・
    が、ちょっと背も伸びて、
    ますます脚長の馬体に見えます。
    マイルというより中長距離の馬体に
    見えるんですよね。
    スローからのキレ味勝負はやや不安で、
    内回りの速い展開がベストに思えます。
  • スマートレイアー
    両前にバンテージ。
    昨年秋のエリザベス女王杯より、
    スッキリ見せます。
    好印象ではありますが、
    どうもこの時期、馬体を減らして
    2年連続ヴィクトリアマイルで
    凡走しているのは気になるところではあります。
    ツナギを見ると、良馬場よりは
    力の要る馬場の方が良さそうです。
    馬体は昨年から大きな変わり身はありません。
    近走脚質に幅が出たのは
    精神面の成長が大きいのだと思います。
  • ルージュバック
    相変わらず細身の馬で、
    昨年秋から大きくは変わっていないように見えます。
    有馬記念と比べると、
    やや細くも映るくらいです。
    ますますマイルがいいようには
    思えませんね。
    馬体だけ見ると行き脚がつくような
    変化点は見られません。
    毛ヅヤも前走中山牝馬Sの方が
    良く見えたりします。
  • シュンドルボン
    毛ヅヤや筋肉のハリは
    問題ないと思うのですが、
    やや腹回りが太いように映ります。
    このあたり、1週前追い切りでの
    重めの動きとつながる面があります。
    どちらかというと、軽い馬場で
    機動力が求められる条件ですので、
    不安要素です。
  • マジックタイム
    2年前のオークス以来の
    フォトパドック登場。
    当然、2年前からの成長は著しいのでそこは省略。
    左後ろを下げた形での撮影のため、
    トモの見づらさはありますが、
    それでも毛ヅヤやハリがいいのはわかります。
    重賞連続好走の反動はないと見ます。
  • クイーンズリング
    まず、決してマイラーではありませんね。
    胴長でスラッと見せますので、
    本質的には中距離が向くと思います。
    1,400mで重賞2勝しているのは
    1,400mという特殊な距離で
    速いペースでスタミナを問われる流れで
    長い脚を使えたから、と思います。
    ツナギは完全に立ってますので、
    前走京都牝馬Sは道悪も向いたと思います。
    さて、困りましたね。
    スローでキレが問われるという、
    今回の条件での買い材料がないんですがw
    前付けに期待はするとして、
    本命は見直しが必要かもしれません。
  • ストレイトガール
    タテの比較で、昨年のスプリンターズSの方が
    デキは上です。
    筋肉量やメリハリで劣ります。
    昨年のヴィクトリアマイルとは馬体の作り方が
    違う気がします。単純に比較は難しいです。
    個人的には今の馬体の方が胴が伸びて見えるので、
    距離はこなせるように思います。
    昨年はマイラーよりスプリンターよりの速い流れの
    レースでしたので、スプリンターの造りが向いたのかもしれません。
    今年はペースが落ち着きそう、ということを考えると、
    今の馬体でもやれそうです。
  • ウインプリメーラ
    馬体を見ても前肢が強めで、
    先行して粘り込むタイプ。
    今年に関しては馬場もペースも
    向きそうです。
    ずっと使っていますが、
    毛ヅヤもハリも保ってはいます。
    ただ、前走最終追い切りが
    軽めだったのは気になりはします。
    フォトパドックの比較は3年前の
    桜花賞との比較になりますので、
    あまり意味がなく、省略します。
  • カフェブリリアント
    6歳になりましたが昨年から
    良くも悪くも大きくは変わりません。
    ブライアンズタイム産駒で重い馬場で
    良績もありますが、ツナギを見る限り、
    高速馬場へも対応できそうです。
    血統の字面からはあまり想像しにくいですが、
    スローからの切れ味勝負の方が
    向きそうには見えます。
  • ショウナンアデラ
    両前にバンテージ。
    当然、成長の跡は見られますが、
    筋肉のメリハリが足りません。
    いきなりのG1でどうでしょうか。
    また、ツナギや馬体からも
    パワータイプで高速の東京マイルには
    やや疑問もあります。
    前走フォトパドックは2歳時の
    阪神JFで比較の意味があまりないため、
    省略します。
  • レッツゴードンキ
    腹回りや筋肉を見ても、
    緩さが目立ちます。
    前走高松宮記念後に
    恐らくは緩めて作り直して
    いる最中だと思います。
    高速馬場への対応力も
    疑問があります。

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