展望京成杯2020 中山芝2,000m

展望

2020.01.14

皐月賞と同舞台だが。

京成杯2020の展望です。

皐月賞と同じ舞台設定でありながら、
意外と繋がらない、そんな微妙な時期にある重賞です。

１．注目馬

注目血統を見直したからには、
せっかくなのでキンカメを持っている馬を狙ってみたい。

ヴィアメント
相手なりに走るっぽい馬で、
未勝利→重賞のステップはさほど悪くない。
さほど上位人気もしなさそうなものよし。
キンカメにNureyev強調にHalo3本クロスなら、
内回り向きと思います。

急坂の下からの
スタートです。
最初のコーナーまでは
距離がありますので、
テンの争いはさほどでもありません。

但し、急坂を2回通るためか、
本質的にはタフなコース。

ただし、レース傾向に目を向けると、
微妙な時期のG3という側面が顔をのぞかせます。

近10年でテンの3Fと上がり3Fを見ると、
7年が後掲ラップで前傾ラップは3年だけ。
意外と流れない重賞です。

このため、馬場をこなしつつ、
立ち回りの上手さが求められてきます。
ということは騎手もまずまず重要。

過去10年のラップタイムです。

道中緩んで、右肩下がりの
グラフ形状になっていることがわかります。

先週のフェアリーSに引き続き、
欧州系のNorthern Dancerが強いです。

Danzig(特にデインヒル)
レッドスパークル(2010年3着。父ニューイングランドはDanzig内包)
デボネア(2011年2着。母母父シャーディーはDanzig直仔)
プレイ(2011年3着。父ロックオブジブラルタルはDanzig直系)
プレイアンドリアル(2014年1着。母母父Danzig)
アデイインザライフ(2014年3着。母母父デインヒルはDanzig直仔)
ベルーフ(2015年1着。父ハービンジャーはDanzig直系)
プロフェット(2016年1着。父ハービンジャー)
ジェネラーレウーノ(2018年1着。母父ロックオブジブラルタル)
ヒンドゥタイムス(2019年3着。父ハービンジャー)

以下は、近年の傾向から4年前の記事を
全面的に見直し。

スローになりやすいことを踏まえると。
けっこう、勝ちきれない。

Kingmambo
エイシンフラッシュ(2010年1着。父キングズベスト)
アドマイヤテンクウ(2010年2着。父キングカメハメハ)
アドマイヤブルー(2012年3着。父キングカメハメハ)
クルーガー(2015年3着。父キングカメハメハ)
ケルフロイデ(2016年2着。父キングカメハメハ)
コズミックフォース(2018年2着。父キングカメハメハ)
イエッツト(2018年3着。母父キングカメハメハ)
ランフォザローゼス(2019年2着。父キングカメハメハ)

Kingmamboと同様の理由で。
※キングカメハメハもNureyev持ってますし。
バゴ産駒以外はすべて母系に持っている。

Nureyev
ベストディール(2012年1着。母父Marchand de Sable)
ブラックバゴ(2015年2着。父母父Nureyev)
プロフェット(2016年1着。母母母父Nureyev)
コマノインパルス(2017年1着。父母父Nureyev)
イエッツト(2018年3着。母母母母父Nureyevでクロス有)
ヒンドゥタイムス(2019年3着。母母父Nureyev)

意外とスローでも好走。
力の要る馬場が合うのか？
前に行く馬が多いためか？

Roberto
アクションスター(2013年2着。母父Loup Solitaire)
ケイアイチョウサン(2013年3着。母父シンボリクリスエス)
プロフェット(2016年1着。母父タニノギムレット)
メートルダール(2016年3着。母父Silver Hawk)
コマノインパルス(2017年1着。母母父リアルシャダイ)
ガンサリュート(2017年2着。母母母父Roberto)
ジェネラーレウーノ(2018年1着。父スクリーンヒーロー)
イエッツト(2018年3着。母母母父Kris S.)

あと、流れたときはステイゴールドは怖いです。